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エネファーム ※1)は、水素と酸素を化学反応させて電気をつくる発電システムである 家庭用燃料電池 を利用し、発電時に燃料電池から発生した熱を活かした コージェネレーションシステム ※2)で、発電の時に出る熱でお湯も沸かせて暖房もできるシステムです。
エネファームは大きく分けて次のような6つの装置から構成されています。
1)改質器:燃料(都市ガス・LPガス・灯油など)を水蒸気改質し、水素ガスを得る(同時に熱も発生する)
2)固体高分子形燃料電池スタック:改質器からの水素と空気中の酸素を反応させ、直流電力を発生させる(同時に熱も発生する)
3)インバータ:直流から交流への変換、系統連系に関する諸機能を司る
4)熱回収装置:改質器と燃料電池スタックから熱を回収し、温水を作る
5)貯湯槽:温水を貯めておく
6)バックアップ熱源:貯湯槽の温水が不足になった場合に温水を供給する
このシステムにより、電力と熱の両方を得ることができ、燃料の持つエネルギーの70〜80%を利用可能とされています。
※1)エネファームとは、エネルギーとファーム(農場)の造語です。水素と酸素から電気と熱をつくることと、水と大地で農作物をつくることはとても似ています。自分のエネルギーを自分でつくるというこれからのエネルギーの考え方を、ファームという世界観により表現しています。
※2)コージェネレーション、またはコジェネレーション(cogeneration)とは、ひとつのエネルギーから2つ以上の異なったエネルギーを取り出すシステムをいいます。内燃機関、外燃機関等の排熱を利用して動力・温熱・冷熱を取り出し、総合エネルギー効率を高める、新しいエネルギー供給システムのひとつです。
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