') ?>
現在、国内の電力各社では、2020年度までに全国約30箇所、合計約140MWのメガソーラー発電所の建設を計画しており、今後、発電所用の大型システムの導入について一層普及が進んでいくとみられています。
太陽光発電からの電力は直流ですが、送配電網で送電される電力は交流なので、直流から交流に変換するパワーコンディショナーが不可欠です。また、太陽光発電は天気によって出力が変動するため、安定供給が課題となっていますが、風力発電と同様に蓄電池を設置し、変動分を蓄電池の充放電で吸収することで変動を小さくすることができます。
また、安定的に送配電網を運用するには、必要な電力に対してある許容範囲に変動を抑える必要があります。太陽光発電の出力は、特に雲が太陽を遮る曇り時に顕著であり、許容範囲を上下に超過する変動が生じます。太陽光発電システムとして蓄電池を設置することにより、許容範囲を上回る出力変動分を蓄電池に充電しておき、許容範囲を下回る出力変動時に充電した電力を送配電網に戻すことにより、出力変動を許容範囲内に保つことができます。
東京電力
・扇島太陽光発電所(神奈川県川崎市):13000kW、2011年稼働予定。太陽光パネル設置面積20ha
・浮島太陽光発電所(神奈川県川崎市):川崎市が所有する浮島1期廃棄物埋立処分地における、出力約7,000kW 太陽光パネル設置面積10ha
この2発電所の合計出力約2万kWは、太陽光発電所としては国内最大級となり、年間の発電電力量は一般家庭約5,900軒分の年間使用電力量に相当する約2,100万kWhを見込んでいます。なお、これによるCO2排出量削減効果は年間約8,900tとなる見込みです。
東北電力
・仙台太陽光発電所:稼動時の年間発電電力量(予測)が、一般家庭約600世帯分の電気使用量に相当する約210万kWhとなり、年間のCO2削減量は約1,000tとなる見込みで、2011年2月に着工、2012年1月に運用開始予定です。
・八戸太陽光発電所:稼動時の年間発電電力量(予測)が、一般家庭約500世帯分の電気使用量に相当する約160万kWhとなり、年間のCO2削減量は約800tとなる見込みで、2011年2月に着工、2012年1月に運用開始予定です。
京セラは今回の東北電力のほか、東京電力、九州電力など電力会社7社のメガソーラー発電所に、太陽電池モジュールを供給することが決まっています。
「八戸太陽光発電所」完成予想図
▽メガソーラー発電所 京セラ・日立太陽電池モジュール供給 のキーワード
▽次の記事、前の記事
当サイトのRSS
スポンサードリンク
新着アイテム
ジャンル
Copyright (C) 2008
by パナソニックHIT 旧三洋 太陽光発電システム 日々の 発電 売電 記録