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ダウンウィンド方式の風車には、次世代の風力発電の大きな担い手となる期待があります。そのキーワードは、洋上(オフショア)風力発電 とさらなる 風車の大型化(長翼化)です。
洋上風力発電とは、海の上で風車を回して電力を得る発電方法のことで、景観問題を回避し、風力の豊富な安定供給源とされ、欧州では実用化が進んでいます。
洋上風力発電の方式として将来有望視されているものが、風車を浮きの上に建たせる「浮体式」です。この場合、ロータがあらかじめ下向きのダウンウィンド方式のほうが、風を受けたとき風に正体するため効率良く発電ができます。また、浮体式の風車にはダウンウィンド方式が向いていると期待がもたれています。
風車の大型化についても、ダウンウィンド方式に有利な点があります。アップウィンド方式では大きなブレードがしなってタワーに当たってしまうおそれがあり、風車が大型化するに従ってブレードを高剛性のものにしていく必要がありますが、ダウンウィンド方式ではブレードの後ろには何もないため、大型化しても低剛性でよく、軽量化できるため設計のしやすさがあります。
★茨城県神栖市の岸壁から50m離れた洋上に設置された富士重工業の2MW風車。ダウンウィンド方式なので海から吹く風で回っている。
富士重工業の「SUBARU」風車は、離島のみならず山間地や大型ショッピングセンターなどへの出荷もされています。近年の地球温暖化問題への意識の高まりもあり、大型風車への需要が急速に高まっています。
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