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風力発電 に使用される風車の種類を風車回転軸の方向で分類すると、水平軸型と垂直軸型の2つに大別されます。垂直型は風向きの制御を必要としないのを特徴としています。
1)水平軸型
水平軸型 は、風車の回転軸が地面に対して水平となるタイプで、効率が高く大型化が容易な反面、発電機などの重量物も風車上部に取り付けなければならないという設置・メンテナンス時の操作性の問題と、風車の回転面を常に風の方向に向ける必要があるという特徴があります。
・プロペラ型風車:発電用風車として多く使われています。羽根の枚数は1〜5枚と、多くの羽根から構成される多翼型。一般的に3枚翼が多くパワーバンドの広い安定した出力が得られます。風向きに対する制御が必要となりますが、強風時に風を受け逃がす機構と併用できます。
2)垂直軸型
風車の回転軸が地面に対して垂直となるタイプで、重量物は地上に設置できるので、設置・メンテナンス時の扱いが容易になります。またどの方向の風も利用可能で風向きに対する依存性がありません。季節や時間帯で風向きが変動する、日本独特の風況に向いたタイプと言えます。
・ダリウス型風車:フランス人により発明された垂直軸型風車で、羽根の形状が縄跳びの縄の曲線になっているのが特徴です。羽には遠心力がかからない設計で、自己起動性に乏しく、サボニウス風車と組合わせる工夫がなされています。
・直線翼垂直軸型風車:羽が垂直に取付けられ、翼断面は対象翼型となっています。自己起動が可能で風向に対する制御が不要なかわりに、強風時に風車の回転を止める強力なブレーキが必要となります。
・サボニウス型風車:フィンランド人の 考案による風車。起動トルクが大きいのですが、回転数は低く効率は15%程度です。
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