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風力発電は、文字通り風の力で風車をまわし、その回転運動を発電機に伝えて電気を起こします。風力発電は、風力エネルギーの約40%を電気エネルギーに変換できる比較的効率のよいものです。地球温暖化防止対策の意味でも、発電時に温室効果ガスを排出しないクリーンエネルギーとして風力発電は、今後ますます注目される発電システムです。
・風力発電の特徴
1)発電時に二酸化炭素や廃棄物を出さないクリーンエネルギーシステムです。
2)ブレード(翼)を回す風のエネルギーは風速の3乗に比例します。風速が2倍になると出力は8倍になるということです。風力発電は風況に影響されるため、日本国内では設置場所が限られるというのが問題でもあります。また、自然界に存在する風を利用しているためエネルギー源としては不安定です。
3)一般に風が強く風況の良いと考えられる場所でも夏場には全く風が吹かないこともある為、特定の場所での正確な風況を把握するには年間を通して綿密な計測が必要となります。
・小型風力発電システムを検討するときに注意すべき点
1)設置場所について
風車のまわりに風をさえぎるものがあると性能を発揮できません。建物の近く、ベランダなどは望ましくありません。また、台風などを考えると風車の固定方法が風速何mまで耐えられるかメーカーに問い合わせることも必要です。
2)発電性能について
メーカーから提示しているカタログ性能は、風洞実験によるものがほとんどで、実際に設置したときの自然風による発電量はカタログ値より低下するものが多いようです。メーカーに問い合わせて自然風による発電データを入手されることをお勧めします。
自然風は風洞と異なり、風向きも変わり風速も(風の息)という言葉もあるように強くふいたり弱く吹いたりするのが普通です。
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