「外こもり」増殖中!?
「外こもり」って知ってますか?短期バイトなどで稼いだお金を元
手に、一年の大半を物価の安い外国で暮らす人たちをさす言葉のよ
うです。近年、若者を中心に増殖中です・・。
彼らの生態を描いた『日本を降りる若者たち』の著者である下川裕
治氏によれば・・。
「特に多いのがタイのバンコクです。彼らの多くは1泊300円〜
1000円程度の安宿に滞在し、そこで『ひきこもり』のような生
活をしています。そのため数が把握しづらいのですが・・日本人だ
けでおよそ1万人はいると見られています」
また、「端的に言えば、日本の社会に生きづらさを感じた人たちで
す。労働環境に適応できなかったり、人間関係に疲れたり、イヤに
なって日本を飛び出します。タイは気候も暖かく、人もアバウト過
ぎるくらいおおらか。たとえ働かずにブラブラしていても、誰から
も変な目で見られません。この居心地のよさに心が癒され、そのま
ま居ついてしまうパターンが多いようです」
と、海外で何もせずに暮らす「外こもり」生活に魅力を感じてしま
う方も多いのでは・・?
でも、若いうちはいいけど年をとると厳しくなりますよね。あくま
でも充電的な「外こもり」であればいいかも・・・。
「外こもり」の多い都市はバンコク(タイ)・プノンペン(カンボ
ジア)・ビエンチャン(ラオス)・イスタンブール(トルコ)・カ
イロ(エジプト)などです。
ちなみに「外こもり」は日本人だけではなく、ヨーロッパでも多い
とか・・カイロはヨーロッパの「外こもり」に人気だそうです。