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更年期障害 の治療薬に プラセンタエキス の注射薬の メルスモン があります。この メルスモン は、胎盤製剤で、国内の感染のない健康なヒト胎盤を原料とし、多種アミノ酸を含有しています。ホルモン、タンパク質は含有していません。厚生省(現厚生労働省)により医薬品の認可を受けてから45年の歴史を持ち、「更年期から老年期にいたる各症状の改善に顕著な作用をあらわすもの」として、その有効性や安全性が認められています。
プラセンタ が 更年期障害 に効果を示すしくみについては、動物実験などから、ホルモンバランスを整える内分泌調整作用や、自律神経のバランスを整える自律神経調整作用などによることが明らかにされています。
プラセンタはこうした調節作用のほかにも、基礎代謝向上作用、血行促進作用、造血作用、疲労回復作用、貧血改善作用、免疫賦活作用、体質改善作用など多種多様の薬理作用を発揮し、これらが複合的に働くことによって、更年期のさまざまな不定愁訴の緩和に一段と効力を顕わすことになります。
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