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女性のライフサイクルを明確にしているのは、女性ホルモン の変化であり、女性の老化は卵巣からの エストロゲン 分泌の停止である閉経により急激に加速します。平均閉経年齢は52歳頃であり、卵巣からの エストロゲン 分泌はその後数年で完全に停止し、男性よりも低濃度となります。
エストロゲンは泌尿・生殖器への作用が主ですが、その他にも自律神経調節作用、精神心理安定作用、骨・脂質などの代謝調整作用などがあります。
更年期 のエストロゲン欠乏に伴う疾患や病態には次のものがあります。
1)月経異常:希発月経、機能性出血
2)自律神経失調症状(血管運動神経症状):顔のほてり(hot flash)、のぼせ、異常発汗、めまい
3)精神神経症状:倦怠感、不眠、不安、憂うつ、記銘力低下、痴呆
4)泌尿生殖器の萎縮症状:老人性膣炎、外陰掻痒感、性交渉外、尿失禁
5)高脂血症・心血管系疾患:動脈硬化、高血圧、冠不全、脳卒中
6)骨量減少症・骨粗しょう症:腰痛、脊柱後彎、橈骨(とうこつ)骨折、大腿骨頸部骨折
更年期前後にみられるエストロゲン欠乏症状と平均的な発現時期
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