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更年期 加齢により変動するホルモン

更年期におけるホルモン変化の特徴は卵巣におけるエストロゲン分泌低下とフィードバック感受性の低下によるLH、FSHの上昇となります。

更年期 加齢により変動するホルモン

加齢により変動するホルモンには次のものがあり、それぞれのホルモン分泌やそれに対する反応性が変化を示します。
・下垂体ホルモン：ACTH、GH、FSH・LH、PRL
・性腺ホルモン：エストロゲン、プロゲステロン、テストステロン
・副腎ホルモン：コルチゾール、アンドロゲン
・甲状腺ホルモン：T3、T4
その変化は一定ではなく、副腎皮質ホルモンや甲状腺ホルモンなどの生命維持に深く関与するホルモンは基本的に変化は小さく、性腺関連ホルモンは変化が大きくなります。

女性の排卵・月経は視床下部−下垂体−卵巣系における複雑かつ精緻なコントロールの下に発現しています。それぞれの器官から分泌されるホルモンは、より末梢器官のホルモン産生・分泌や機能を調節するとともに、ポジティブ/ネガティブフィードバックによって、より中枢のホルモン産生・分泌を調節する事で系全体が制御されています。
更年期におけるホルモン変化の特徴は卵巣におけるエストロゲン分泌低下とフィードバック感受性の低下によるLH、FSHの上昇となります。

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