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自律神経失調症 は、頭痛がする、だるくてつらい、動悸が激しいなどさまざまな症状があるのに、病院で検査をしても何も異常が見つからない場合につけられる“診断名”で“病名”ではありません。
自律神経失調症の原因として、夜更かしをする事などによる自律神経の興奮、脳の疲労や、ストレスや更年期が原因のホルモンバランスの乱れ等が挙げられますが、遺伝的に自律神経の調整機能が乱れている場合もあります。しかし、少なくとも半数が日常生活のストレスに原因があると言われています。
多くはストレスをコントロールできずにため込んでしまい、自律神経のバランスが崩れることにより起こってくるといわれています。ストレスの原因としては、家庭や職場の人間関係、転職・転勤などによる生活環境の変化、気まじめ・責任感が強い・完璧主義などの性格、事件・事故など社会的環境の変化などがあげられます。
自律神経失調症と似たような症状を示す疾患に 心身症 があります。自律神経失調症では検査をしても身体に異常は認められませんが、心身症は、検査をすると「胃潰瘍」や「気管支喘息」など明らかに身体に異常があり、その原因が心の問題である病気の総称です。
また、仮面うつ病も間違えられやすい病気の一つです。仮面うつ病はうつ病の一種で、不眠や食欲不振、倦怠感などの症状が前面に出て、精神的な症状が隠れているため、よく自律神経失調症と間違われます。
医師から診断されていないのに、自分で「自律神経失調症である」と思い込んでしまうことは危険です。もしかすると、ほんとうに身体に異常があり、命にかかわるような重大な病気が隠されていることもあります。早期発見のチャンスを失わないためにも、自分の身体が発するサインを見逃さず、早めに受診することをおすすめします。
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