') ?> リキッドバイオプシー - 健康診断・血液検査MAP2

リキッドバイオプシー

リキッドバイオプシーは、血中腫瘍細胞(circulating tumor cell:CTC)や血中腫瘍DNA(circulating tumor DNA:ctDNA)などの腫瘍成分を末梢血中で検出する新しい癌診断のアプローチです。

リキッドバイオプシー

リキッドバイオプシーは、血中腫瘍細胞(circulating tumor cell:CTC)や血中腫瘍DNA(circulating tumor DNA:ctDNA)などの腫瘍成分を末梢血中で検出する新しい癌診断のアプローチです。最近の臨床系総説では、ctDNA検出を意味することが多く、ctDNAは通常、癌関連遺伝子変異を指標に正常細胞由来のDNAと識別して検出します。

癌における遺伝子検査のなかでいわゆるコンパニオン診断は、分子標的薬の患者選択のため必須です。上皮成長因子受容体(epidermal growth factor receptor:EGFR)チロシンキナーゼ阻害剤(EGFR tyrosine kinase innhibitor:EGFR-TKI)のためのEGFR遺伝子検査は代表的なものですが、2017年にコバスEGFR変異検出キット(ロシュ・ダイアグノスティクス社)の対象として血漿DNAが追加承認され、リキッドバイオプシーは臨床検査として現実に使用されるようになりました。しかしながら、リキッドバイオプシーの用途は、コンパニオン診断のみならず早期発見や進行癌の効果判定など広く、さまざまな応用に向けて多くの研究開発が行われています。

▽リキッドバイオプシー のキーワード

▽次の記事、前の記事

エクソソームを用いたリキッドバイオプシー肺癌 | 血中腫瘍DNA(ctDNA)の生化学的性質

健康診断・血液検査MAP2:新着記事

鉄のホメオスタシス
生体は鉄過剰や鉄欠乏に陥らないように複数のステップで鉄の取り込みを制御しています。
続発性鉄過剰症と鉄の毒性
蓄積した鉄により生じた活性酸素種(reactive oxygen species:ROS)が肝細胞障害や変異原生塩基の生成を惹起することが知られています。
単球由来マイクロパーティクル
膜小胞体は細胞の内部顆粒や膜性微粒子、および機械的破壊によって生成された膜のフラグメントを含み、マイクロパーティクル(microparticle:MP)と呼ばれています
My Nightingale マイ ナイチンゲール総合的健康状態把握
バイオマーカー測定値より算出される総合健康指標および各種健康指標
新型コロナ経口薬パキロビッドパック(Pfzer社)を特例承認
厚生労働省はファイザーが申請した「パキロビッドパック」(ニルマトレルビル・リトナビル)を新型コロナウイルス感染症(COVID-19)治療薬として特例承認しました
尿中コルチゾール
コルチゾールは、下垂体から分泌されるACTHの刺激を受けて、副腎皮質束状層より分泌される分子量362.5の糖質コルチコイドでACTHとの間にフィードバック関係があります
新型コロナウイルスCOVID-19のサイトカインストーム
「サイトカインストーム」は、何らかの原因によりIL-1β、IL-6、TNF-αなどの血中サイトカインの大量産生状態と、続発する全身の炎症状態を伴う過剰な免疫反応を表す言葉です
sFlt-1/PlGF比 妊婦高血圧腎症発症予測
PEの病態形成には、血管新生因子である胎盤増殖因子(PlGF)およびその阻害因子の可溶性fms様チロシンキナーゼ1(sFlt-1)が関与していることが明らかになっています
ctDNAの量と検査方法
血漿DNAの量は10ng/mL以下と微量であり、このうち腫瘍由来のctDNAは通常0.1〜1%の低頻度で含まれています
cfDNAとctDNA
cell-freeDNA(cf-DNA)は体内の細胞が死滅する際に、ゲノムDNAが細胞外に放出され血液中に短く断片化した遊離DNAです

Valid XHTML 1.0 Transitional Valid CSS! Lint