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膀胱癌 FISH（ウロビジョン）膀胱がんの再発の診断補助

膀胱癌FISH（ウロビジョン）は、膀胱がんの再発の診断補助に用いる検査です。

膀胱癌 FISH（ウロビジョン）膀胱がんの再発の診断補助

膀胱癌は膀胱内へ再発する可能性があるため、TURBT（経尿道的膀胱腫瘍切除術）の後は定期的に通院し、再発の有無を確認する必要があります。膀胱癌の再発モニタリング検査としては、細胞診および膀胱鏡検査が一般的に行われています。
膀胱癌FISH（ウロビジョン）検査は、膀胱癌の再発マーカーとして、膀胱癌患者の尿に含まれる細胞中の3番染色体・７番染色体および17番染色体の異数倍数体と9p21遺伝子座の欠失をFISH法により検出し、膀胱癌の再発の診断補助に用いることができます。

検査材料：部分尿
採取した適量（33mL以上）の尿を1500rpm 5分間遠心し、上清を捨て沈渣をよく混和後、沈渣をスポイトで専用容器に滴下し冷蔵保存。
測定法方：FISH

※FISH：Fluorescence in situ Hybridization
In situハイブリダイゼーション（ISH）法は核酸を抽出せずに、染色体・細胞・組織などを形態を保持したままで相補的プローブを用いて核酸ハイブリダイゼーションを行なうもので、標的遺伝子の有無などを判定する方法です。FISH法は蛍光（fluorescence）法を用いて非放射性標識プローブにより検査するものです。

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