') ?>
オートタキシン(ATX)はリン脂質代謝酵素であり、リゾホスファチジルコリン(LPC)を分解し、臓器の線維化を引き起こすことが知られているリゾホスファチジン酸(LPA)を産生します。線維化などの肝障害によりオートタキシンの代謝阻害が起こることでオートタキシンが血中に滞留し、さらに LPAが上昇し線維化が進みます。 オートタキシンは肝線維化の初期段階から病態を把握でき、Mac-2結合蛋白糖鎖修飾異性体 よりも早期に上昇するという報告もあります。
また、画像診断で判別しにくい初期の線維化を判別できる血中マーカーとして有望視されています。
検査材料:血清
測定方法:FEIA
基準値:単位(mg/L)
M: 0.910 F: 1.27 より高値は肝線維化進展例と判定(C型肝炎治療ガイドラインの「肝線維化F2以上に相当)
M: 1.69 F: 2.12 より高値は肝硬変と判定
▽オートタキシン 初期の肝線維化を判別 のキーワード
▽次の記事、前の記事
サイトについて
このサイトは「健康診断・血液検査MAP」の新規記事を掲載しています。 過去の記事はこちらから閲覧できます。当サイトのRSS
新着アイテム
ジャンル
Copyright (C) 2008
by 健康診断・血液検査MAP2