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関節リウマチ(RA)の診断と合併症などのスクリーニング検査が終了後、通常は薬剤費も考慮して従来型DMARDsを速やかに開始します。特に継続率が高いメトトレキサート(methotrexate:MTX)が最も汎用されます。MTXをはじめとしたcsDMARDs投与開始前に、副作用の危険因子の評価に必要な問診と診察、尿一般検査、血沈、CRP、抹消血液検査、一般生化学検査(AST・ALT・ALP・アルブミン・血糖・クレアチニン・BUN)IgG、IgM、IgA、胸部X線検査を行います。
免疫抑制剤に分類されるcsDMARDsの場合には、肝炎ウイルス検査(HBs抗原陰性ならHBs抗体・HBc抗体、いずれかの抗体陽性ならHBV-DNA測定、HCV抗体)と結核のスクリーニングであるインターフェロンγ遊離試験(IGRA)クォンティフェロンあるいはT-スポットまたはツベルクリン反応、真菌のスクリーニングとして血中β-Dグルカンの測定を実施します。
csDMARDs投与開始後、安全性と有効性のモニタリングのために定期的な身体評価と関節評価および検査を行います。一般検査は、開始あるいは増量後3か月以内には2〜4週ごとに行うのが望ましいとされています。項目として末梢血液検査(白血球分画・MCV含む)、血沈、CRP、生化学検査(AST・ALT・アルブミン・血糖・Cr・BUN)及び尿一般検査を実施します。
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