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抗リウマチ薬(disease-modifying antirheumatic drugs:DMARDs)は、関節破壊や身体機能低下抑制することで関節リウマチ(rteumatoid arthritis:RA)の自然経過を修飾しうる薬剤の総称で、関節痛を緩和するものの、上記の作用が認められない非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)と対比するために導入された用語です。DMARDsの薬効評価は関節所見(腫脹や圧痛)、患者や医師による活動性全般評価、炎症反応(赤血球沈降速度ESR・CRP)を組み合わせた総合的活動性指標(28-joint count disease activity score:DAS28)やSDAI(simplified disease activity index)を用います。
・DAS28=0.56X√圧痛関節数/28+0.28X√腫脹関節数/28+0.70X自然対数in(ESR)+0.014X患者全般評価(mmVAS)
3.2未満で低疾患活動性・2.6未満で寛解であり、これらが治療目標となります。
・SDAI=圧痛関節数/28+腫脹関節数/28+CRP(mg/dL)+患者全般評価(cmVAS)+医療者全般評価(cmVAS)
11以下で低疾患活動性・3以下で寛解であり、これらが治療目標となります。
MMP-3も滑膜炎の指標として活動性の参考になります。リウマチ因子(RF)や抗CCP抗体の力価は診断には有用ですが、治療効果の判定には用いません。
・免疫抑制剤を有する薬剤(MTXや生物学的製剤、副腎皮質ステロイドを含む)投与開始前の感染症スクリーニング
梅毒:RPR,TPHA
結核菌:問診、胸部画像、インターフェロンγ遊離試験(IGRA)やツベルクリン反応
ニューモシスチス・イロベチイ:胸部画像、β-Dグルカン
B型肝炎ウイルス:HBs抗原、HBs抗体、HBc抗体
C型肝炎ウイルス:HCV抗体
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