') ?>
HTLV-1抗体・ラインブロット法は、HTLV-1感染の診断補助に、判定保留率の低減が期待される新しい確認検査です。
ヒトT細胞白血病ウイルスI型(HTLV-1)は成人T細胞白血病(ATL)やHTLV-1関連脊髄症(HAM)等の起因ウイルスであり、HTLVキャリアの大部分は抗HTLV-1抗体を保有しています。HTLV-1抗体検査は、ATL、HAMの診断補助や、母子感染などの感染防止を目的としたキャリア検出に重要な役割を果たしています。
HTLV-1抗体検査は、一次検査としてPA法やCLEIA法が用いられ、陽性が確認された場合に、ウエスタンブロット法(WB法)による確認検査が行われています。WB法の結果により判定が 確定されますが、判定保留率が10〜20%と高いことが問題となっています。 本項目は、ラインブロット法により、抗HTLV-1抗体および抗HTLV-2抗体を検出する定性検査です。WB法と同様、一次検査での陽性例に対する確認検査として、新たに保険適用となりました。現状のWB法に比べ、判定保留率が低減することが期待されています。
検査材料:血清
測定方法:ラインブロット法(LIA法)
基準値:陰性
判定基準
▽HTLV-1抗体確認検査 ラインブロット法 のキーワード
▽次の記事、前の記事
サイトについて
このサイトは「健康診断・血液検査MAP」の新規記事を掲載しています。 過去の記事はこちらから閲覧できます。当サイトのRSS
新着アイテム
ジャンル
Copyright (C) 2008
by 健康診断・血液検査MAP2