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F陽性時には、さまざまな疾患および遺伝的な背景を鑑別することが必要になります。
問診では、自覚症状に加え、家族暦としてRA、他の膠原病、自己免疫による甲状腺疾患(バセドウ病・橋本病)の有無を確認します。自覚症状として、朝の手のこわばりはRAに特有ではありません。関節痛の有無、関節痛がある場合はその期間・部位について質問します。
診察所見では、関節の腫脹が重要であり、RAが疑われる場合、リウマチ専門医に依頼しACR/EULARのRA分類に基づくスコアリングを行います。スコアリングで6点以上の場合RAと分類されます。したがってACR/EULARのRA分類基準に記載されたACPA、CRP、赤血球沈降速度の測定が必須となります。
このACR/EULARの分類基準では、免疫学的検査として、RFとACPAが採用されています。スコアとしてRFとACPAがいずれも陰性の場合は0点、RFとACPAのいずれかが低値陽性(各検査方法で基準値の3倍以上の抗体価)の場合は2点、RFとACPAのいずれかが高値陽性(各検査方法で基準値の3倍以上抗体価)の場合は3点となります。
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