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脂肪肝(fatty liver)は、肝臓に中性脂肪が蓄積し脂肪空胞が形成された状態をいいます。正常な肝臓でも湿重量で 5%程度の脂肪を持っていますが、30%以上の脂質(主に中性脂肪)が過剰に蓄積している状態です。ほとんどが無症状ですが、腹部超音波検査で見つかる人が増えています。脂肪肝になると超音波画像では肝臓が白っぽく光って映ります。
主な原因は、食べすぎやお酒の飲みすぎ、運動不足などの生活習慣で、肥満のある人(BMIが30以上)はなりやすいといえます。大抵は生活習慣を改善して減量することで脂肪肝もよくなるので、脂肪肝が見つかった人は生活習慣の改善に努めながら経過観察することになります。
ただし、超音波検査での「脂肪肝」という所見には、非アルコール性肝障害(NASH)やアルコール性肝障害、ウイルス性慢性肝炎などが含まれている可能性もあります。血液検査でAST(GOT)、ALT(GPT)、γ-GTPなどの肝機能の検査値が高い場合には、消化器内科の専門医を受診することが勧められます。
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