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・SNV
SNV(single nucleotide variant)は、ゲノム塩基配列中にみられる一塩基が変異した多型です。SNVは、試料をDNAシーケンサーで解読した配列をマッピング/アライメントした結果から検出されます。SNVの評価においては、変異した塩基種別、読み取り深度(depth)、アリル頻度が得られます。
・SPN
ある集団で1%以上の頻度でみられるSNVをSNP(single nucleotide @olymorphism)ということがあります。
・VUS
VUS(variant of nucertain significance)は、意義不明変異を指します。がんゲノム解析の場合にはドライバー変異の候補になり得ず、かつ良性(benign)ではない変異のことを示します。
・CNV
CNV(copy number variant)は、数キロ塩基対から数メガ塩基対の規模で、ゲノム配列の重複や欠損が生じた多型です。CNVには欠損(loss)と増幅(amplificaition)の2種類が存在します。ヒトゲノムの場合、常染色体のコピー数は通常2ですが、CNVの場合はコピー数が2以外になります。
・CNA
がんゲノム解析などの結果、得られた体細胞のコピー数変異をCNA(copy number alteraition)と呼びます。
・LOH
がん細胞においてCNA loss(コピー数が1)が生じた場合、ヘテロ接合性の喪失(loss of heterozygosity:LOH)と呼ばれる現象が生じます。LOHが発生した場合、残存したアリルに異常があれば、その遺伝子座における正常機能の完全な喪失を意味します。
▽がんゲノム解析 SNV、SNP、VUS、CNV、CNA、LOH のキーワード
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