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ライブラリーを直訳すれば図書館ですが、この分野でいうライブラリーは、標的の遺伝子領域のゲノムDNAが精製され、次世代シーケンサーにかけることができる必要な条件が整った核酸断片サンプルのことです。
このライブラリーの作成工程は様々あり、一概に述べることはできませんが、アンプリコンシークエンス法の場合の手順としては概ね次のようになります。
メーカーにより多少の差異はありますが、基本的には
1)目的の領域を増やす
2)アダプター(インデックス配列を含む)を付ける
3)アダプターが付いた目的領域を増やす
というものであり、何かを付けたり、増やしたりするたびに、AMpure XP(ベックマン・コールター社)ビーズによる精製が必要です。最終的にできたものが、DNAライブラリーと呼ばれます。アンプリコンシークエンス/分子バーコード法の場合は、ターゲットエンリッチメントの前にUMI付加という作業が加わる形になります。
※UMI:分子バーコード(unique molecular index:UMI)
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