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・ペプチドホルモン
神経内分泌腫瘍(NET)ではホルモンを分泌するものもあり、それによって臨床症状のみられる症候性と、みられない無症候性に分けられます。インスリノーマが多く、次いでガストリノーマです。インスリン、ガストリン、ソマトスタチン、血管作動性腸管ポリペプチド(vasoactive intestinal polypeptide:VIP)、膵ポリペプチド(pandreatc polypeptide:PP)などに異常がみられた場合は診断に役立ちます。
・耐糖能異常
膵腫瘍では、腫瘍の増大によって膵組織が破壊され。インスリンの分泌低下をもたらし、結党の上昇がみられることがあります。新規に糖尿病が発症した場合や糖尿の急速な悪化の場合は膵画像検査が必要になります。
・細胞診、組織診
細胞診・組織診の病理診断法は膵腫瘍の診断確定の最終ステップです。手術前の検査で最終の診断結果を得て非腫瘍性病変の切除を防ぐため、また、化学療法で癌と他の組織の腫瘍かを判別し適切な化学療法の薬剤の選択をするためにも、手術や化学療法など積極的な治療を行う症例では行うべきです。現在、最も行われているのはEUSガイド下穿刺吸引細胞診・組織診(endoscopic ultrasoundguided fine needle aspiration:EUS-FNA)です。この手技はEUSによる腫瘤性病変の的確な摘出能と目的部位への穿刺針の的確な誘導力に優れ、患者の負担が比較的少なく、出血、急性膵炎、腹膜播種の合併症が少ない検査法です。
※EUS:超音波内視鏡検査
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