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コルチゾールは、下垂体から分泌されるACTHの刺激を受けて、副腎皮質束状層より分泌される分子量362.5の糖質コルチコイドでACTHとの間にフィードバック関係があります。血中の90%以上が蛋白との結合型として存在し副腎、肝、腎で代謝を受け、グルクロン酸抱合を受けて、尿中に排泄されます。血中半減期は、1.4〜3時間とされています。
副腎皮質機能を知るために行う検査で、原発性(副腎性)、続発性(視床下部性または下垂体性)を含めた副腎皮質機能不全症や、コルチゾール過剰症であるクッシング症候群の診断の指標として有用です。
検査材料:蓄尿
測定方法:CLIA
基準値:単位(μg/day)4.3〜176
高値を示す疾患
クッシング症候群、グルココルチコイド不応症、甲状腺機能亢進症(肥満、妊娠後期)、ACTH単独欠損症、ACTH不応症、Addison病、下垂体機能低下症、原発性副腎皮質機能低下症、先天性副腎皮質過形成、続発性副腎皮質機能低下症、慢性腎不全
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