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コルチゾールは、下垂体から分泌されるACTHの刺激を受けて、副腎皮質束状層より分泌される分子量362.5の糖質コルチコイドでACTHとの間にフィードバック関係があります。血中の90%以上が蛋白との結合型として存在し副腎、肝、腎で代謝を受け、グルクロン酸抱合を受けて、尿中に排泄されます。血中半減期は、1.4〜3時間とされています。
カリウム(potassium:K)異常は内分泌疾患では比較的よくみられる電解質異常です。さまざまな神経筋症状や時には致死的な不整脈を招くことから、適切な診断と治療を行うことが不可欠です。アルドステロンがその調節に関与していることから、アルドステロン作用の異常をきたす疾患に随伴することが多く、鑑別すべき疾患は多岐にわたるため、各疾患の概要と系統的な評価に必要な検査について理解しておくことが重要です。
高ナトリウム血症は血清Na濃度が145mEq/Lを超える状態と定義されます。病態として1)水が喪失した場合、2)水がナトリウムより多く喪失した場合、3)水よりもナトリウムがより多く体内に貯留した場合が考えられます。1)2)は体液量の減少、3)は体液量の増加した状態です。
高ナトリウム血症の症状として、頭痛、悪心、発熱、神経・筋の易刺激性亢進による筋緊張亢進および腱反射亢進、意識レベルの低下、痙攣などが挙げられます。
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