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フレイル・インデックスは、Friedらの定義と厚生労働省の基本チェックリスト(Kihon check list:KCL)などをもとに、二者択一形式で5項目で構成されています。このインデックスでは、Friedらの定義の「筋力低下」に替わって「認知機能評価」が含まれています。これを用いて地域在住高齢者5,852人を調査したところ、プレ・フレイルが54.1%、フレイルが12.5%該当しました。また、2年間の追跡調査によって、フレイルなし高齢者の死亡が0.7%、要介護認定が0.8%であったのに対して、プレ・フレイル高齢者では死亡2.9%、要介護認定8.7%、フレイル高齢者では死亡が7.8%、要介護認定が30%と高い値を示しました。この結果では、年齢や性別で調整してもプレ・フレイル、フレイルは有意な死亡。要介護の要因となります。なお本診断法は加齢に伴う身体機能評価に対して重点を置いた表現型モデル(phenotype model)です。
フレイル・インデックス
・6か月間で2〜3kg以上の体重減少がありましたか?
「はい」で1点
・以前に比べて歩く速度が遅くなったと思いますか?
「はい」で1点
・ウォーキングなどの運動を週に1回以上していますか?
「いいえ」で1点
・5分前のことが思い出せますか?
「いいえ」で1点
・(ここ2週間)わけもなく疲れたような感じがする
「はい」で1点
3点以上:フレイル
1〜2点:プレ・フレイル
0点:フレイルなし
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