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ANA検査に関する推奨の14〜18は、抗二本鎖DNA抗体の測定に関する内容です。ANA検査は通常膠原病の診断時にのみ行われますが、抗二本鎖DNA抗体はその抗体価がSLEの疾患活動性を反映するため、SLEの診断のみならずフォローアップにおいても重要な検査です。
IF法によるANA検査がhomogenousパターン陽性の場合のように抗二本鎖DNA抗体の存在が疑われる場合には、ANAの結果報告時に「この染色型はDNAあるいはクロマチン成分に対する自己抗体の存在が疑われます。
もしも臨床的にSLEを示唆する所見が存在する場合には、抗二本鎖DNA抗体などのさらなる自己抗体検査を行うことをお勧めします」といった文章の記載を推奨しています。
抗二本鎖DNA抗体の測定法方は何が最善か、という点についても長年議論が行われてきましたが、今回、放射免疫測定(radioimmunoassay:RIA)法(50%硫安沈殿法:Farr法)あるいはCLIFT(Crithdia luciliae immunofluorescence test)法が、他の方法よりも特異度が高いことを根拠として推奨されています(推奨15)。
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